2008年2月7日木曜日

Sun Ray Software3.1を設定

プライベートネットワークに、SunRay環境を構築。
# cd /opt/SUNWut/sbin
# ./utadm -A 192.168.10.0
デフォルトでは、「no IP address offered」ということで、DHCPサーバーが設定されないようなので、最初の質問に「no」と答える。

次に初期設定
# ./utconfig
基本的にはデフォルト値で設定してみた。

Sun Ray DTU Firmwareを同期。
# cd /opt/SUNWut/sbin
# ./utfwsync

OSを再起動。

http://[sunray serverのIP]:1660/ でSun Ray AdministrationのWeb管理画面へアクセスできる。
admin、utconfigで設定したパスワードで、管理画面へログイン。

ってここまでやって、管理画面の「オンラインマニュアル」を参照すると、日本語インストレーションガイドが表示された...。遅いって。

Webブラウザの要件
「Mozilla、またはNetscape CommunicatorなどのWebブラウザ...」、さすがSun。IEを記載しないところがしびれる。

次に、トークンリーダーを設定。
管理GUIから、「デスクトップ」、DTUを選択して、「属性の編集」で、トークンリーダを有効に変更する。

設定を反映するために、「管理」から「サービスの再起動」で「コールドリスタート」を実行。反映後、トークンリーダーが設定されていることを確認。

ユーザーを登録するために、DTUにカードを差し込んで、ユーザー登録を実施。

ここまで設定すれば、とりあえずSun Rayを利用可能。
ただし、Sun RayサーバーでXが起動していないと、Sun RayのDTU側に画面が表示されないので、
# /usr/dt/bin/dtlogin
で、Xを起動しておく(ちょっとはまった。)

これでDTU側にSolarisのログイン画面が表示される。

Solaris側で既存のLDAPサーバーなどを参照して、ユーザーアカウントを用意すれば、DTUで作業が可能になる。
で実際にログインしてみると、なぜかパスワード認証に成功したあとに、またログイン画面に戻ってしまう...??
いろいろ調べた結果、単にホームディレクトリが無かっただけだった。Sun Rayだから、何か特別な設定が必要~??とか考えてしまった。深読みしすぎ。

それにしても、物理的なネットワークなどを用意しさえすれば、とりあえず動かすまでに半日もあれば十分で、設定も簡単ということが分かった。
今度は、Sun Ray Software 4.0とSun Ray Connectorを使って、Windows Terminal Serverとの連携もやってみようかな。






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