2008年4月11日金曜日

eclipse v3.3.2をSolaris10(x86)で実行するチャレンジ

諸事情によりEclipseをSolaris10(x86)で動作させることにチャレンジ。

何故か、Solaris8(SPARC)用のバイナリしかないので、これをもとに動作させてみることに。

とりあえずeclipseコマンドは、
http://cropcrusher.web.infoseek.co.jp/shufujava/nickie/nickie.html

を参考にして、ちょこちょこコマンドを変えたらすぐビルドできた。

が、v3.0であったと思われるswt関係のライブラリが無い。けれどもeclipseコマンドはshared libraryのエラーで起動できない。

ということで、findでsparc用バイナリを探索。

# find . -type f -exec file {} \; -print |grep SPARC
./plugins/org.eclipse.equinox.launcher.gtk.solaris.sparc_1.0.3.R33x_v20080118/eclipse_1023.so: ELF 32-bit MSB dynamic lib SPARC Version 1, dynamically linked, not stripped
./eclipse.sparc: ELF 32-bit MSB executable SPARC Version 1, dynamically linked, not stripped

eclipse.sparcは、もともとのeclipseコマンドなので、上のやつが問題らしい。

で良く調べたらeclipseコマンドと一緒にeclipse_1023.soとして作成されていた。
なので、できあがったやつをコピー。

ところが「The Eclipse executable launcher was unable to locate its companion shared library.」というエラーで起動しない。

しかたないので、gdbでデバッグ。

sparc版でそのまま動かそうとすると、ファイル名やディレクトリ名にsparcが入っているので、適切なライブラリが見つけられないことが判明。

さらに、plugins/org.eclipse.swt.gtk.solaris.sparc_3.3.2.v3349.jarの中にsparcバイナリのライブラリがまだ残っていた。
で、EclipseをSolaris10で再ビルドするとできそう。

http://www.azureuswiki.com/index.php/AzureusForSolarisX86

とりあえずここまで。

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